こんにちは!大阪府和泉市のホームぺージ制作会社 ACTONEの和田英也です!
今回は2021年10月27日にオンラインで開催されたWix SEO Meetup 2021から、「SEO対策の始め方」でお話されたことを記事をまとめました。
SEOの基本的なポイントや、具体例も出しながらの解説はとても分かりやすく勉強になりました!
お話してくださったのはSEOプロダクトマーケティングマネージャーのマシュー・カミンスキーさんです。
それでは本編のまとめをどうぞ!
▼ 目次
表示順位アップの鍵は「コンテンツの質」
検索エンジンではなく「ユーザーのための」コンテンツを作成する
文字数は特に制限なし
できる限りの情報を盛り込む
ユーザーからの一般的な疑問に先回りして答えるようなコンテンツを作る
ユーザーの検索意図を意識する
SEOにはコンテンツファーストの考え方が大切です。
SEO対策のためにコンテンツを作るのではなく、ユーザーのためにコンテンツを作ることが大切です。
"ユーザーはあなたのページになぜアクセスするのか?"
"あなたのページに何を求めているのか?"
これらを常に考えてください。
SEOのための記事コンテンツは最低でも300文字が必要だと聞いたことがあるかもしれまっせんが、これは気にしないでください。
文字数よりも内容の方が重要です。
そして、それらのページがちゃんと質問に答えているかどうかが重要です。
例えば、ユーザーが猫の写真を探している場合、文章で長々と説明する必要はありません。
猫の写真をアップすればユーザーは満足します。
エアコンを買おうとしている人がいたら
"仕様はどうなっているのか?"
"広いリビングで使用しても快適か?"
"Wi-Fiで操作できるか?"
など。
その人にとって、どのエアコンが最適なのかについての情報が欲しいはずです。
このようにエアコンを買おうとしている人が求めているようなコンテンツを書きましょう。
ユーザーがどのようなことを求めているかはしっかりとリサーチをすればわかるはずです。
事前にリサーチしたことをまとめて、その内容をコンテンツ内に用意しましょう。
繰り返しになりますが、量ではなく、質が重要です。
タイトル&メタディスクリプション
■タイトル
各ページに、ページのコンテンツを反映した固有のタイトル設定
対象ページでターゲットとするキーワードを使用
30文字前後で設定 (スペースを含む。日本語の場合。)
「キーワード|サイト内の階層・位置|ブランド名」のような構成が一般的
タイトルやメタディスクリプションを書くにあたって、各ページに合ったユニークな題名をつける必要があります。
これはターゲットとするキーワードから考えてください。
そしてそれをタイトルに入れましょう。
ただし、30字以内に納め、あまり長くならないように注意してください。
Google上の表示でタイトルが切れてしまうのを防ぐためです。
よく使われるタイトル設定方法は、キーワード、そしてそのサイトのページ内での位置、サイトのブランド名、もしくはウェブサイト名です。
Googleはこのタイトルに対して試験的に色々な事を行っているため、あなたのページがGoogleにインデックスされないということもあり得ます。
しかし、Googleはこういったテストを頻繫に行いますので、これについてはあまり心配しないでください。
そして何らかの理由で他のコンテンツのキーワードが入ったページを優先する場合もありますが、この点に関しても心配しないでください。
■ディスクリプション
各ページに固有のディスクリプションを設定
対象ページでターゲットとするキーワードを使用
100文字以下で設定を推奨
潜在的な訪問者は、この説明を読んで検索結果上のURLをクリックするかを決める
次にメタディスクリプションの話をします。
ユーザーはメタディスクリプションを見て、あなたのウェブサイトにクリックして、アクセスするかを決めるかを判断するので、何かユーザーの興味を引くような内容や、ユニークなディスクリプションを書いて、ターゲットとするキーワードをここに含めてください。
こちらも文字が切れないように100文字以内で書くことをお勧めします。
伝えたい内容を強調:H1見出しタグ
次にSEO戦略として欠かせない点は、H1の見出しタグについてです。
H1の見出しタグは伝えたい内容を強調するのに有効です。
ページで目立たせたい文章に使用しましょう。
Wixアプリでは以下の箇所がH1にデフォルト設定されています。
Wixストア - 商品名
Wixブログ - 記事のタイトル
Wixイベント - イベント名
見出しタグは使い分けることでWebページを構造化します。
読みやすさの向上や、コンテンツの階層を整理するのにも役立ちます。
Googleに自分のページのどこを強調したいかを教える役割もありますので、しっかり設定していきましょう。
画像(代替テキスト)
代替テキストは、画像を視覚的に把握できない訪問者(検索エンジンのボットを含む)に画像の内容を伝えるために有効
Google画像検索の表示順位アップに貢献
■有効な代替テキストのつけ方
簡潔かつユニークな内容でまとめる
「…の画像」「…の写真」はNG
自然に入れられる場合のみキーワードを追加
画像に含まれる要素をテキストで説明
同じ文章を何度も使用しない
■代替テキストの例
代替テキストは、画像などのテキストではないコンテンツに対して、テキストコンテンツと同様の情報を持たせます。
代替テキストにはいくつかの役割がありますが、SEOの面から言うと、画像に代替テキストを設定することで、Googleが画像の内容を理解し、Google画像検索などに表示されるようになり、サイトへの流入を促すことができます。
画像の内容をテキストで説明するための設定にはalt属性というものを使うことから「alt属性」や「altテキスト」と呼ばれることもあります。
では具体的に代替テキストの例を見てみましょう。
ここにクマの画像があります。
NG:ヒグマ(ハイイログマ)の画像をアップで映しています…少し離れた位置からこちらをじっと見つめていますね。 お腹が空いているのでしょうか?それとも怖がっている??
NG:クマ、ヒグマ、グリズリー、ハイイログマ、哺乳類、肉食動物
OK:ヒグマ
推奨:クマの顔のアップ
①のテキストはダメな例です。
長すぎます。
そして知らなくても良いような内容が書かれています。
もしこの文章があなたのウェブサイトにとってとても重要な内容であるならば、代替テキストではなく、ページ内に入れるようにしましょう。
②これもキーワードを無理やり入れ込んでいる悪い例です。
クマに関するキーワードがちりばめられていますが、画像についての実際の説明が十分にされていません。
Googleもこれに対してはあまり良く思わないでしょう。
③こちらはまあまあ良い例です。
画像が何であるかはちゃんと伝えています。
④推奨例「クマの顔のアップ」
これが私たちが考える1番の推奨例です。
このようにベストな代替テキストを考えてみてください。
まとめ
以上がミートアップの内容の一部をまとめた記事になります。
いかがでしたでしょうか。
SEOにおいて重要なことは、とにかく継続的な努力です。
SEOは、アルゴリズムが継続的に更新され、常に進化する業界です。
最新のSEOトレンドやSEOの記事を読み、最新情報を手に入れることも必要です。
但し、冒頭でも説明しましたように、アルゴリズムが進化しても、Googleは必ずユーザーの利便性が高くなる方向へ向かう事は間違いないと思います。
あくまで正しく、有益なコンテンツを構築していく努力をしましょう。
最後に、ACTONEではWixクリエイターを中心としたオンラインサロンを運営しております。
Wixの知識のシェアや、ビジネスの課題解決、メンバー同士の交流を目的にしています。
ご興味がある方はぜひ覗いてみてください。
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